代表番号

092-541-3231 092-557-6100

受付時間 : 平日 8:30~17:15

予約センター

092-541-3262

受付時間 : 平日 8:30~16:00

新患受付時間 8時30分~11時
休診日 土・日・祝日
年末年始
面会時間 平日:14時~19時
休診日:11時~19時
アクセス 交通アクセス
GoogleMap 地図
お問い合わせはコチラ







ホーム > 臨床研究センター > 臨床研究センターについて

臨床研究センターについて

 九州がんセンターの臨床研究センターは、2011年に臨床研究部から昇格し、3つの研究部(臨床腫瘍研究部、腫瘍情報研究部、腫瘍病態研究部)に12研究室を擁するがんの基礎・臨床研究を行う部門です。 他部門との連携を強化し、質の高いがんの基礎・臨床研究を推進して参ります。目の前の患者さんに対する実臨床と共に、がんの病態解明から治療法の開発・応用までの基礎・臨床研究に同時に取り組んでおります。安全でより有効な薬剤、治療法をいち早くがん患者さんに届けることが九州がんセンターとしての使命の一つであり、それを推進するのが臨床研究センターです。

センター長あいさつ

 江﨑 泰斗 Taito Esaki, MD

 九州がんセンターの臨床研究部門は臨床研究センターとして、現在3つの研究部(臨床腫瘍研究部、腫瘍情報研究部、腫瘍病態研究部)において、がんの基礎・臨床研究を行っています。

 臨床腫瘍研究部では、治験(企業主導、医師主導)、先進医療を含めた多数の臨床試験、および新たな免疫療法の開発、トランスレーショナル・リサーチなどに取り組んでいます。腫瘍情報研究部では、医学統計家を配置し臨床研究の試験デザインの検討、統計解析実施などを始めとした院内外の生物統計に関する支援・相談を行うと同時に、データ管理室を設置してデータの品質管理に取り組んでいます。腫瘍病態研究部では、病理学、遺伝学、生化学、分子生物学、細胞生物学的見地から、トランスレーショナル・リサーチにつながるバイオマーカー研究、腫瘍バンクなど、がんの基礎研究に取り組んでいます。

がんは遺伝子の病気といわれます。「がんゲノム医療の推進」が第3期がん対策推進基本計画で最大の目標に位置づけられ、全国でがんゲノム医療体制の整備が始まっています。当院でもがんゲノム医療中核拠点病院と連携をはかり、特定のがん遺伝子異常の検出とそれをターゲットとした治療薬の開発、患者さんへの適切な提供を進めていきます。

  近年一部の基礎・臨床研究においてずさんなデータ管理、不透明な企業との関係などが大きな社会問題となり、医学研究の在り方が問われる出来事が続きました。研究の倫理性、透明性、信頼性の確保などの重要性が改めて確認されています。このような情勢を踏まえ昨年「臨床研究法」が制定され、今年度から施行されます。特定臨床研究(未承認・適応外医薬品の臨床研究、製薬企業から資金提供を受けた臨床研究など)を行うに当たっては、研究手続きの遵守、重篤な疾病等の報告の義務付け、利益相反(COI)報告など、これまで以上に厳格な管理が求められるようになりました。当院ではその他、「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令(GCP)」、「ヘルシンキ宣言」や「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」などを遵守した適正な臨床研究が行えるよう、研究者等の教育、利益相反管理、倫理審査委員会、モニタリングや監査などの体制整備を行い、総合的ながん研究の基盤を整えています。

 

 当院の理念である「病む人の気持ちを」という原点に立ち返る時、国民の健康を脅かす最大の疾患である「がん」を克服するためには、目の前の患者さんに対する実臨床に力を注ぐと共に、がんの病態解明から治療法の開発・応用までの基礎・臨床研究にも同時に取り組んでいくことが欠かせません。安全でより有効な薬剤、治療法をいち早くがん患者さんに届けることは九州がんセンターとしての使命の一つであり、臨床研究センターのスタッフ一同、全力で取り組んで参ります。

2018年4月1日